あなたのタバコデビューは?
ラローラは昭和生まれです。
その父も昭和生まれ。
今は定年していますが、立派に会社を勤めあげました。
今でこそ禁煙して何十年となる父ですが、私が子供の頃はタバコを吸っていました。
てか、父親世代の男性は殆んどの人が喫煙していたんじゃないかな(-.-)y-~
そう思うのは昔のドラマや映画を見るときですね。
車内は勿論オフィスで、駅のホームで、張り込み中に電信柱の影で(路地ね)。。。
今じゃあり得ねーところでスパスパ。
出てくる人出てくる人がスパスパ。
昭和40年頃は男性の喫煙率が80%あったとか。
この頃、隠れタバコなんて言葉はないんじゃなかろうか?
そんな喫煙黄金時代の経験者である父親はと言うと、ハイライトを愛煙していました。
タール10mgとかの重いやつです(私にはですが)
そして私が高校や大学時代はまだ今ほど禁煙が叫ばれておらず、愛煙家の社会的地位もちゃんと確保されていました。
勿論、黄金時代程では無いのでしょうが。
と、なるとですよ。
当然こう思うやつ出てくるんです。
「タバコってなんかイケてない?」
「おれも吸ったら舘ひろしみたく格好良く決まるんじゃないか?」
ハイ、馬鹿です。
でも、私の学生時代の不良のアイコンですよ、タバコは?
当然の不良でタバコ吸ってなかった奴とかいたのだろうか…
今はいそうだよね、こんなヤンキー。
「自分、タバコはやんない主義なんで」
「はぁ、あんなのダサくねぇ?口から煙ふかすんだぜ」
もはや不良なのか?
それはさておき、私もその一人だったのです。
ええ、馬鹿の。
不良では無かったですが、興味はありました。
しかしその頃は少しずつ、【タバコ=悪】
みたいな流れに社会も気づき始め、私もそれは認識していました。
そのため、多感な時期にタバコに手を出すことはしませんでした。
タバコが身体に及ぼす害も認識していたつもりです。
悪い友人に勧められても断っていました。
(↑今思うと地味にかっこ良くない?)
そんな強い意志がどうして挫けたか?
それは大学に入ってすぐ位の頃でした。
休日で家族が出掛けていましたが、父親のタバコが居間に置いてあったのです。
「1本吸っちゃうか?」
「何事も社会勉強だな」
はい、クソ馬鹿野郎の降臨です。
強い意志は何処へ行った(゜Д゜≡゜Д゜)
そして私は庭でハイライトに火を付け、生まれて始めてのタバコに挑戦しました。
が、火が付かない。
あ、なんか聞いたことある。
吸いながら火をつけなきゃいけないんだ。
カッコ悪、なんとも段取りの悪いデビュー。
改めて…
ゴホゴホ、ゴホゴホ、ホゲホゲホホ
ゲホゲホゲホゴホゴホゲホゲホ( ;`Д´)
「&#~>#$!? !!!!」
まっずぅー、何これ何これ!?!?
むりむりむりむりこんなん吸うの!!
頭おかしいよ、絶対噎せるし!!!
デビュー出来ず。
こうして、タバコとの出会いは終わったかのように見えました。
実際、この後暫くはタバコに興味はありませんでしたからね。
私が本格的に吸い出すのはもう少し先です。
あのとき、もっと酷い出会いをしていれば良かった。
意志の弱いクソ野郎です。